昨日で「芸文堂-2週間だけ本屋さん。-」が終了しました。
たくさんの方にピエブックス、ラトルズの本をお買い求めいただきありがとうございました。
さて、今週から新しく常設で扱う作家さんが増えました。
県内で創作活動をされている銅版画家の杉本あかりさんです。
大学があった関西で銅版画の魅力にひかれ、大学の専攻にはなかった銅版画をひとりで勉強し、はじめたそうです。最近、故郷の富山に戻り、制作を続けている彼女のところに先日お邪魔してきました♪
銅版画の工程はなんとなくはわかっていたつもりでしたが、やっぱり詳しいことが知りたくて、質問攻めに・・・
杉本さんは線の表情や意図せず銅板が腐食して現れる痕が好きでソフトグランド(グランド=防蝕剤)を使っているそうです。ソフトグランドはハードグランドにはない独特のマチエールが表現できるようです。
実際に腐食後の銅板も見せてもらいました。
こまかい・・・
ギャラリーでは夏に合わせて、虫と海の生き物をショップ内に展示中です。
【杉本あかり略歴】
1984 富山出身(富山在住)
2006 宝塚造形芸術大学 卒業
2007 個展 ギャラリーR・P (大阪)
2008 CWAJ版画展 (東京・兵庫)
アトリエ凹凸、日本の銅版画展 (フランス、パリ)
主に富山と関西で活動